2035年 / 量の急カーブ
労働需要7,500万人に対し供給6,700万人、人手不足約760万人。2030年頃までは一部業界で人が余っているが、2035年に全業界が不足に転じる。対策は ①パート・副業 ②シニア ③外国人 ④生産性向上 の4本で、③は政策次第のため④が民間任せになる。必要な生産性向上は最小116万人分=平均年収460万円換算で約5兆円、最大761万人分=約35兆円の人件費の支払い先が消える。(数字は口頭のまま。需給差800万人と不足760万人が整合しないため、引用前に原典の確認が必要)
2040年 / 質の急カーブ
需要・供給ともに6,300万人で総数は一致するが職種がずれる。現場人材260万人+AI・ロボット人材340万人=600万人が不足し、事務職440万人+デスクワーク中心の専門職160万人=600万人が余る。リスキリングの課題として提示された。
普及率の開き
国内の個人利用経験は約6割(2023年は10%未満、6.5倍)。15〜19歳は9割超。組織として活用できている企業は17〜19%で3割に届かない。米大手テック4社の2026年のAI関連設備投資は110兆円超で、日本の国家予算に匹敵するとされた。民間のAI投資額は米国43兆円との対比が示されたが、日本側の数値は口頭で桁が明らかに誤っていたため引用不可。
Q. ナレッジを読み込ませる費用は
100ページ程度のPDF 1本をAIが読める形にするのに1円もかからない(0.数円レベル)。費用が膨らむのはExcelの大量データや動画をまとめて処理するケース。画像生成やコード生成と比較すると情報の読み取りは格段に安い。
Q. 単価表など極秘情報の保存先とセキュリティは
今の環境のままでよい。Microsoft環境ならローカルやSharePoint、Google環境ならドライブ。AI専用の箱を新設せず、既存フォルダの中に参照用フォルダを1つ作るのがスモールステップ。
補足 / 「AIに学習させる」は厳密には誤り
モデル本体を学習させられるのは提供元の社員だけ。利用者がしているのは、手元の資料を参照させて答えさせること。説明の便宜で「学習」と言うが厳密には違う、という整理だった。
締めの一言
「AIを使うことで、本来あるべき人間の姿を取り戻せる」(主催社代表)/「人間の能力・可能性を拡張するもの。10人分の仕事を1人でやるのではなく、1人でやれる仕事の量を10倍にできたら生産性は10倍になる。重要なのは技術やスキルより、どうしたいか・何をすべきかという問いを自分の中で磨くこと」(支援会社)/「AIは石油。この会場に石油が絡んでいない物はほぼない。それと同じ未来が来る。頭の中は油田王という感じで向き合うと楽しい」(協会)